# hoop.dev hoop.devは、データベースやクラスターのそばに配置するプロトコル対応サイドカー型リバースプロキシです。通信を検査し、機密データのマスキングやコマンドの拒否などの制御を適用します。 - Findings24: - ウェブサイト: - 料金: Freemium - カテゴリー: AIエージェント基盤, AIゲートウェイとルーティング, Developer Tools ## hoop.devとは? hoop.devは、クライアント、AIエージェント、インフラストラクチャリソース間のやり取りを制御する、オープンソースのプロトコル対応リバースプロキシです。データベース、クラスター、その他の対応リソースのそばにサイドカーとして配置され、プロトコル層で通信を検査し、リクエストやレスポンスが宛先に届く前に制御を適用します。認証後のアクティビティを管理することを主な目的としており、レスポンス内の機密データのマスキング、禁止コマンドの拒否、特定の操作のレビュー保留が可能です。既存のクライアントや認証情報をそのまま使用でき、アプリケーションコードの変更は不要です。オプションのEnterpriseコントロールプレーンを使えば、サイドカー群全体のルールを管理できます。 ## hoop.devでできること ### プロトコル対応の検査 対応プロトコルで送受信されるステートメントや呼び出しを解釈し、通信を単なる不透明なバイト列として扱いません。ドキュメントでは、PostgreSQL、ClickHouse、SQL Server、HTTPなどが挙げられています。 ### レスポンスデータのマスキング メールアドレスなどの機密値を、レスポンスがクライアントに届く前にメモリ上で書き換えられます。ドキュメントに記載されたマスキング処理は、リクエストではなくレスポンスを変更します。 ### コマンドのガードレール 優先順位付きの拒否ルールにより、実行すべきでないステートメントやコマンドを拒否し、その理由を示す設定済みメッセージを返せます。 ### エージェントのリスク分析 エージェントによるアクセスでは、分析機能がステートメントとリスクを分類し、ブロック、許可、レビュー依頼、ガードレール適用、レスポンスのマスキングを行えます。オープンソース版で利用できるアクションはブロックと許可です。Enterpriseには、警告や保留を含むSession Analyzerの全機能が含まれます。 ### セッション監査 サイドカーを通過するアクティビティを記録し、インライン制御と併せてセッション記録を提供します。 ### ルールの一元管理 Enterpriseコントロールプレーンでサイドカー間のルールを管理できます。サイドカーごとのルール数制限がなくなり、どのルールが有効か、またどのように判定されたかを確認できます。 ## 利用シーン ### エージェントによる本番データの分析 エージェントのデータベースアクセスをサイドカー経由にすることで、必要なレコードを照会しながら、機密フィールドをエージェントに届く前にレスポンスからマスキングできます。 ### 影響の大きいデータベース書き込みのレビュー データベースに到達する前に書き込みを評価し、リスクの低い変更は実行し、選択したリスクの高い操作は人間の承認に回します。 ### 破壊的なインフラコマンドの防止 破壊的なデータベースステートメントやクラスター操作などに拒否ルールを適用し、一致するコマンドを実行前に拒否します。 ### サイドカー群全体へのポリシー適用 複数の保護対象リソースを運用するチームは、Enterpriseコントロールプレーンを使ってルールを一元的に配布し、サイドカー全体の状態を確認できます。 ## よくある質問 ### hoop.devの利用にアプリケーションコードの変更は必要ですか? サイドカーはコード変更不要のプロキシとして説明されています。既存のクライアントをそのまま利用でき、アプリケーションを変更せずに動作するよう設計されています。 ### サイドカーはどこで実行しますか? 保護対象のリソースのそばで実行します。インストール方法には、hoop CLI、コンテナイメージ、Kubernetes Helmチャートがあります。 ### オープンソース版には何が含まれますか? MITライセンスのセルフホスト型サイドカーには、データマスキング、ガードレール、Session Analyzer、セッション監査が含まれます。各サイドカーはファイルで設定し、各種類のルールを1つずつ設定できます。 ### Enterpriseでは何が追加されますか? Enterpriseでは、サイドカー間のルールを管理するコントロールプレーンが追加され、ルール数の制限がなくなります。警告と保留を含むSession Analyzerの全機能に加え、サポートとSLAも提供されます。顧客のインフラストラクチャ内にデプロイします。 ### 料金はどのように決まりますか? 料金ページによると、Enterpriseの料金は顧客の環境に基づいて提示されます。エンジニア、AIエージェント、サービスアカウントをIDとして数えます。具体的な価格は公開されていません。 ## クイック情報 - **製品タイプ**: プロトコル対応リバースプロキシおよびサイドカーゲートウェイ - **ライセンス**: サイドカーはMIT Licenseのオープンソース - **デプロイ方法**: 保護対象リソースのそばに配置するセルフホスト型サイドカー - **対応するインストール方法**: CLI、コンテナイメージ、Kubernetes Helmチャート - **Enterpriseの提供形態**: オプションのコントロールプレーン。料金は顧客の環境に応じて提示 - **ドキュメントに記載されたプロトコル**: PostgreSQL、ClickHouse、SQL Server、HTTPなど